近々結婚するにあたり、新しく印鑑が必要になった私。
どうせ買うならオシャレで可愛い印鑑が欲しい!
でも高いのはイヤだ!
実印?銀行印?認印?
どれが必要なのーーーー!?
となったので、それぞれの印鑑の使用用途について紹介します。
最終的に、私は「銀行印」と「認印」の2本を購入し、合計金額はぴったり2,000円でした。
お安めのとっても可愛い印鑑を見つけたので、そちらも必見ですよ。
実印・銀行印・認印の違い
簡単に言うと、これらは入れる文字と使用する場面が違います。
少しまとめすぎたので、もう少し詳しく書いていきますね。
実印とは
実は、「住民登録をしている各市区町村の役所に、戸籍上の名前で作成した印鑑で、印鑑登録を申請して受理されたもの」を実印と呼ぶそうです。
なので、わざわざ実印用の印鑑を作成しなくてもその辺で購入した印鑑であっても印鑑登録さえ出来れば実印になります。
そのため、実印用の印鑑を作成するだけでは「実印」とは言えないのです。
その「実印」を使用するのは、主に高額の取引をする際の契約時です。
例えば、
- マンションや家・土地などの不動産の取引時
- 公正証書の作成・金銭その他貸借証書・契約書
- ローンを組むとき
- 自動車の購入・売却・譲渡
- 遺産相続時
- 生命保険や自動車保険の契約
- 保険金の受け取り
といった感じです。
このような大事な場面で使用するものなので、実印は偽造がされにくい実印用の印鑑を作成する方が良いのです。
ちなみに実印は夫婦であっても共有はせず、個人で持つことをオススメします。
同じ実印を使用できない場面もありますし、お互いになりすますことができてしまうからです。
夫婦で同じ実印を使用できない場面とは
例えば、共同で不動産等を購入する場合です。
こういった場合は、別の実印を使用しなければならないため、もう1本実印が必要になります。
私の妹はそれを知らず、家の契約前日の夜にいきなり営業さんに「明日奥さんの実印も持ってきてくださいねー」と言われめちゃくちゃ慌てて準備しておりました。
何とかなったので良かったのですが、実印が必要な時って大事な場面ばかりだと思います。
こういったことにならないようにそれぞれの実印があると良いですね。
お互いになりすませるってどういうこと?
絶対にダメなことなのですが、実印を共有していると相手の名前の印鑑証明があれば、相手の名前で借入ができたりしてしまうそうです。
恐ろしい…
こんな酷いことをするパートナーはいないとは思いますが念の為です。
そんな訳で、私は今のところ必要なさそうなので、ひとまず実印用の印鑑は作成しないことにしました。
銀行印とは
次は銀行印について紹介していきますね。
銀行印とはその名の通り、銀行などの金融機関に届出するための印鑑です。
では、なぜ金融機関に印鑑を届け出ないといけないのか?
それは、預金を下ろす際の本人確認のためだそうです。
わざわざ銀行用に印鑑を作成しないといけないの!?
と思われる方もおられるかもしれません。
ネット銀行では印鑑が必要なかったりしますからね。
普段ATMを使用していると銀行印を確認される機会はないと思いますが、高額を下ろす際は窓口で下ろしますよね?
この時に使用するのが届け出している銀行印なのです。
ですので、自分が使用している金融機関で印鑑を届け出る必要がなければ銀行印は作らなくても良いと思います。
私が利用している金融機関のほとんどに印鑑を届け出ていたので、銀行印は作成しました。
銀行印の刻印内容
銀行印は下の名前で作成することも可能です。
女性は結婚して苗字が変わる可能性があるので、下の名前で作成しておくと便利ですね。
イラスト入りでも届け出可能らしいのですが、デザインによってはダメなこともあるそうです。
書体は偽装されにくくするため、読みにくい「吉相体(きっそうたい)」や「篆書体(てんしょたい)」などが良いそうです。
https://www.hankoya.com/untiku/ginkouin_kakunin.html
実は、銀行印は横書きで作る方が多いってご存知ですか?
- 他の印鑑と見分けやすくするため
- 「上から下へお金が流れていかないように」という意味をこめて
というのが主な理由だそうです。
あと、横書きの場合は右から左に刻印されます。
もし「田中」という苗字の場合、横書きにすると「中田」と思われる方もいるかもしれません
私は苗字の縦書き、書体は「吉相体(きっそうたい)」にしました!
注文したお店では「印相体(いんそうたい)」と呼ばれていたのですが、どうやら呼び方が違うだけで同じ書体のようです。
何も考えずに縦書きにしましたが、どうかお金が流れていきませんように…
銀行印のサイズは何mmがいい?
銀行印は、男女によって推奨サイズが違います。
女性の場合は、12~13.5mmのものがオススメだそうです。
私は認印と見分けがつきやすいように大きめの13.5mmにしました!
13.5mmだと100均一の印鑑ケースに入らない場合もあるので、ケースを購入する際は要注意です。
認印とは
最後は認印について紹介していきますね。
認印は、実印・銀行印以外で印鑑登録していない普段使用する用の印鑑のことです。
シャチハタも認印のひとつですね。
婚姻届や転入届や住民票の申請、国民健康保険や国民年金などなど…
ちょっとした時に使用する印鑑ですね。
荷物の受け取りはシャチハタのもので良いのですが、役所等では朱肉を使用する印鑑が必要なことが多いです。
そのため、認印は朱肉につけるタイプも1本は持っておく方が良さそうですね。
認印の刻印内容
一般的に苗字で作成しておくのが良いようです。
書体は読みやすいものを選択するようにしましょう。
私は苗字で作成し、書体は「隷書体(れいしょたい)」というものにしました。
認印のサイズは何mmがいい?
認印も男女で推奨サイズが異なります。
女性の場合は、9~12mmの丸印が良いそうです。
気に入った印鑑が12mmだったので、私は12mmの丸印にしました。
安くて可愛いオシャレ印鑑
ということで早速ネットで探してみたところ、結構色々あるんですね。
天然石のものもとても可愛かったのですが、5,000円以上したので泣く泣く却下…
私が最終的に購入した印鑑はこちら!
【オススメ】私が購入した安くて可愛いオシャレ銀行印
【銀行印】
書体:印相体(いんそうたい)(※吉相体と同じ)
文字の向き:縦
サイズ:13.5mm
色:ホワイト
価格:1,550円(税込)
届いたのがこちらです。
可愛いーーーー!
少し透けているホワイトが絶妙に可愛いです。
上の部分が丸っこいのもお気に入りポイントです。
印面をお見せできず申し訳ないのですが、印相体(吉相体)めちゃくちゃカッコいいです。
これで1,550円は最高です!いい買い物をしました!!
【オススメ】私が購入した安くて可愛いオシャレ認印
銀行印も認印も同じお店で注文しました!
【認印】
書体:隷書体(れいしょたい)
文字の向き:縦
サイズ:12mm
色:ホワイト
価格:450円(税込)
こっちも可愛いーーーーー!
こちらも銀行印同様にホワイトなのですが、斜めにラインが入っており角度を変えるとキラキラします。
こちらの認印には、上下がわかるアタリ(写真の凹んでいる部分)がついているのでとても便利です。
これで450円…
銀行印と並べるとこんな感じです。
左が認印で右が銀行印です。
上から撮影してみました!
こちらも左が認印で右が銀行印です。
1.5mmしか差がないので、写真じゃ区別しづらいですが、肉眼で見ると認印にはキラキラのラインが入っているので、間違えることはありません。
まとめ
今回、印鑑を作成するにあたり実印・銀行印・認印の違いを知ることができました。
恥ずかしながら今まで認印1本で生活していたので、全然知りませんでした…
こちらの印鑑はとても可愛くてお安いので、結婚時だけでなくお子さん・お孫さんが産まれた時のプレゼントとしてもオススメです。
すでに妹にオススメして、早速色違いを購入していました。
どうせ買うなら可愛いのが良いですよね!
参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。