【徹底解説】ミニオンって何者？正体は「バナナの妖精」ではなく実はある生き物だった！

黄色い体にデニムのつなぎ、ゴーグルをかけたくりくりの目がとっても可愛いミニオンですが、彼らの正体をご存知でしょうか？

とお思いの方もおられるかもしれません。

確かにミニオン自身がよく「バナナー！」って言ってますし、「バナナが大好きな謎の生物」と紹介されたこともあります。

それにボディも黄色でなんだかすごくバナナっぽい…

ですが、ミニオンはバナナの妖精ではありませんし、バナナから作られた訳でもありません。

では、ミニオンズとは一体何者なのか？

「バナナの妖精」と言われ出したきっかけと、その正体について紹介していきたいと思います。

↓ミニオンたちが話す可愛い「ミニオン語」についてはこちら

ミニオンの正体はバナナの妖精？

先程もお話しした通り、ミニオンの正体はバナナの妖精ではありません。

そして、バナナから生まれた、という訳でもありません。

では、一体なぜミニオンの正体は「バナナ」と言われ出したのか…?

「ミニオンはバナナで作った」と言うセリフが、映画内で登場していたのです。

それは、ミニオンたちが初登場した2010年の映画『怪盗グルーの月泥棒』の日本語吹替版での、怪盗グルーのセリフでした。

マーゴ、イディス、アグネスの3姉妹がミニオンを初めて見たときに「あれ何？」とグルーに問いかけます。

その際、グルーは「ミニオンはバナナから作った”いとこ”や」と回答しています。

と思われる方もおられると思いますが、これはグルーの嘘なんです。

「ミニオンはバナナで作った」というセリフがグルーの嘘という理由

なぜ、グルーの「ミニオンはバナナから作った”いとこ”や」という発言が、嘘なのかという理由を紹介しますね。

グルーのセリフが嘘だと思われる理由は以下の2点↓

1. 日本語吹替版のみのセリフだった
2. そもそも”いとこ”な訳がない

それぞれについて、もう少し詳しく説明します。

理由1：日本語吹替版のみのセリフだった

実は、このグルーの「ミニオンはバナナから作った”いとこ”や」というセリフは、日本語吹替版のみのセリフなのです。

英語版では「They are my cousins.（ミニオンはいとこだ。）」としか言っていないのです。

と言うことは…

どうやらミニオンズとバナナは関係なさそうです。

理由2：そもそも”いとこ”な訳がない

ミニオンが「いとこ」というのもあり得なさそうですが、仮にいとこであったとしても「バナナから作れるいとこ」って何なのでしょう…？

この発言自体が、かなり適当なものでありそうな気がしませんか？

なので私は、このグルーの「ミニオンはバナナから作った”いとこ”や」という発言は、3姉妹の問いかけに対して適当に答えたのではないかと思っています。

この時のグルーは、「3姉妹の疑問に答えるのも相手をするのも面倒だ」と思っていたのではないでしょうか。

映画内で語られたミニオンの正体とは？

これだけでは、まだ

と疑っている方もおられるかも知れません。

実はミニオンの正体については、2015年に公開された『ミニオンズ』という、ミニオンたちが主役の映画で語られているのです。

この『ミニオンズ』という映画は、ミニオンたちの半生を描いており、グルーと出会うまでミニオンたちがどのように過ごしてきたのかがわかります。

『怪盗グルーの月泥棒』ではサブキャラとして登場したミニオンたちでしたが、あまりの人気ぶりにとうとう主役の座を獲得してしまいました。

大出世ですね！

以下、ネタバレを含みますので

という方はここでストップしてください。

ミニオンの正体とは

実は、ミニオンが生まれた起源は海。

そう、ミニオンは我々人間と同じく海で誕生した単細胞から姿を変えてきたなかで誕生した「ミニオン」という生物なのです。

ですので、ミニオンは妖精や作られた存在ではなく、私たちが「人間」であるように「ミニオン」という生物である、ということのようです。

これで、ミニオンはバナナの妖精説が完全に否定されましたね。

と言うことでミニオンの正体は、海で誕生した単細胞が進化したミニオンという生物でした。

進化して地上に上がったミニオンは何故か既にバナナの存在を知っており、既に好物だったようです。バナナを見つけた瞬間あの可愛い声で「バナーナー！」と言っています。

ちなみにミニオンは「不死身で増殖する」そうで、それぞれに名前があります。
それにしても不死身で増殖するなんて、すごい生物が誕生しましたね。

ミニオンのプロフィール

ミニオンについてとても可愛いプロフィールを見つけたので、ご紹介しておきますね。

• 身長：だいたい70cm位
• 生息地：怪盗グルー宅に集団で生活している
• 特徴：いたずら好き、意味不明に忠実、負けず嫌い、へんちくりん、基本陽気、好奇心旺盛、行動は予測不能
• 好物：なによりもバナナ
• 頭：最低限のスタイリング
• 脳：ピーナッツの殻くらいのサイズしかない
• 目：いつでも溶接用ゴーグル
• 口：バナナを噛み切れる歯
• 服：すぐ脱げる防水オーバーオール
• 靴：たぶん安全靴

「意味不明に忠実」ってスゴイですよね。

ちなみに「minion」という英単語には「手先」や「子分」といった意味があります。

ミニオンたちは、名前が表している通り「子分」になるために生まれてきたのですね。

まとめ

今回は、可愛いミニオンたちの正体について紹介しました。

これまで、バナナの妖精だと思われてい方も多いのではないでしょうか。

予測不能の行動も、あの独特なミニオン語も、可愛くてたまりませんよね。

個人的には「ボブ」という名前のミニオンがお気に入りです。

ボブは、くまのぬいぐるみ「ティム」を抱えている姿が印象的な、オッドアイ（両目の色が違っている）のミニオンです。

実は、このボブは、映画『ミニオンズ』で初登場したキャラクターなんですよ。

ミニオンに会いたくなった方は、ぜひユニバーサル・スタジオ・ジャパンへ！！

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